木を使うことで森を九州を活かす:薪&木質ペレット

木を使うことで森を九州を活かす

日々の暖房を何にするかは、子どもたちの未来に深く関わっています。
九州バイオマスフォーラム(以下 KBF)は、地域にある木や草といった生物資源バイオマス)を活用することで、森や草原を守り、エネルギーの自給や地域の活性化を目指しています。

 お家の暖房で用いる身近なバイオマスといえば、、そして木質ペレット(おが屑やノコギリ屑や端材などを粉砕、圧縮、成型した固形燃料)当団体では十分に乾燥した薪(針葉樹、広葉樹)、焚付材ほか、木質ペレット等、様々に取り扱っております。

 熊本の森林資源の有効活用、地球温暖化防止、家計と未来と心身に優しい燃料、薪・木質ペレットをぜひお選びください。

薪ストーブや木質ペレットストーブをお考えの方は、今なら、林野庁の「木材利用ポイント」がついてきます。
ぜひ、このチャンスに薪ストーブ・ペレットストーブの導入をご検討されてはいかがでしょうか!
実際の申請は、設置業者等にお願いできると思います。


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森にやさしい:熊本の森林資源の有効活用

薪や木質ペレットは、建材として伐採した材や間伐した材の残材や端材などから作ります。

森に残った残材を使うことで

  • 間伐した材が植林の邪魔にならない。
  • 切り捨て材が減り、水害のリスクが減る。(残材が流されることで起こる水害の原因を排除します)
  • 燃料等に使うことで、資源の有効活用となる。
  • 2012年7月、阿蘇が見舞われた豪雨(九州北部豪雨災害)の災害木を有効に使える。

(図:九州薪・木質ペレット活用協議会  冊子「森を活かす火のある暮らし」より引用)

ご参考:森の恵みを生かした暮らし:九州薪・木質ペレット活用協議会
ご参考:薪とペレット:九州薪・木質ペレット活用協議会


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地球にやさしい:地球温暖化防止

バイオマスは、燃やすことで発生する二酸化炭素を木の成長の際に吸収するため、カーボンニュートラルと言って二酸化炭素の増減に関係しません。(*カーボンニュートラル

なので、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素を増やすことがありません。

  • 排出する二酸化炭素を増やさない。(石油から転換すれば減らすことになります)

(図:九州薪・木質ペレット活用協議会冊子「森を活かす火のある暮らし」より引用)

 


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家計・経営にやさしい

1,000 キロカロリーの熱(1リットルの水を1度上げるための熱)を作るのに、

  • LPガスは       21.8 円/1,000kcal (石油情報センター 2013.12 熊本 のデータ 514.68円/m3)
  • 灯油は        11.8 円/1,000kcal (石油情報センター 2014.1 熊本 のデータ 103.75円/ )
  • 薪(針葉樹)は       7.8 円/1,000kcal ( 8,000円/ 310kg。3,310kcal/kg 2013.12 KBF)
  • 薪(広葉樹)は      15.0 円/1,000kcal (16,000円/ 340kg。3,130kcal/kg 2013.12 KBF)
  • 木質ペレットは      9.9 円/1,000kcal (850円/ 20kg。4,302kcal/kg 2013.12 KBF)

かかります(計算の詳細はこちら)。
つまり、薪や木質ペレットは

  • 灯油よりも安い(カロリー単位。薪(針葉樹)で約 2/3。木質ペレットはほぼ同じ)
  • 今後予想される石油価格の上昇に影響されない
  • 石油の価格の上下動に影響されない(経営が安定する)

と、家計や経営にもやさしいことになります。

注:

  • 燃焼効率は 薪ストーブ、ペレットストーブにより異なります。
  • ちなみにエアコンは、約2.6円/1,000kcal 、電気ストーブで 15.5円/1,000kcal のようです。(参考:はてな)
  • 実際の体感温度は空気温と壁からの輻射の温度の平均(参考:環境省)なので、輻射熱系の暖房(鋳鉄や石製の薪ストーブやペレットなど)の方が暖かく感じます

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心身にやさしい

薪ストーブや木質ペレットストーブは、体が暖まるだけでなく、心も温まるとおっしゃる方が多いようです。
暖房器具にとどまらない、豊かな暮らしを形作る家の一部、と言えるでしょう。

  • 薪や木質ペレットは自然の素材ですので、有毒ガスを発生させません。
    (廃材等で作った木質ペレットはこの限りではありません)
  • 輻射熱を利用して部屋を暖めるストーブだと、床や壁も暖め、体感温度が高くなります。
  • ストーブを考慮して設計すれば家じゅうに熱が効率よく回り、温度差がなくて快適です。

薪ストーブの場合、

  • 薪を焚き、炎を見て心まで暖まる。豊かな時間を過ごせるという方が多いようです。
  • スープにピザ、焼き魚や煮物もできる万能調理器具でもあり、団らんの時を口福に彩ります。
  • インテリア性が高く、使っていて豊かさを満喫できます。

ペレットストーブも、火と暮らす暮らしを味わえます。また、ほぼ完全燃焼なので、煙もほとんど出ません。

(画像出典:株式会社 トヨトミ|エンバイロ エンプレス)


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未来にやさしい(エネルギーや地域経済の課題解決)

(図:九州薪・木質ペレット活用協議会 冊子「森を活かす火のある暮らし」より引用)

(リンク:資源エネルギー庁

石油(灯油)を購入しないで、薪や木質ペレットを購入するということには、次のようなメリットがあります。

  • 石油採掘・輸送・事故・廃棄に伴う環境破壊への関与を減らせる
  • 薪や木質ペレットは、植林を続けていけば無くなることはない。(石油や石炭、ウラン等の地下資源はいずれ枯渇します)
  • 地域外(商社や輸送会社等)~海外(中東やグローバル企業)にお金が流出しない。
  • 地元の企業や間伐や植林にお金をまわせるので、地域内でお金が循環し、外部に出ていきにく
    (地域経済が疲弊してきた最大の原因は、お金が外へ出ていってばかりだったからと思いませんか?)

(とはいえ、現状では配達はガソリン利用ですので、石油も必要とはしています。)

ご参考:なぜバイオマスなのか


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ストーブ比較

◎暖房としては 石油ストーブ、薪ストーブ、木質ペレットストーブでそれぞれ異なります。

石油ストーブ
石油(灯油)
 
画像出典:トヨトミ
薪ストーブ

ペレットストーブ
木質ペレット
 
燃料価格 11.8 円/Mcal 安い。 7.8 円(針葉樹)/Mcal
15.0 円(広葉樹)/Mcal
ほぼ灯油と同じ。
9.9 円/Mcal
燃料の価格変動 石油の価格に依存 依存しない 依存しない
環境破壊 掘削時に大きく自然破壊シェールガスになればさらに破壊 端材や残材利用が前提 端材や残材利用が前提
地域経済に お金が海外に流れるためマイナス 地域内で循環する 地域内で循環する
水害対策 関係しない 林地残材が減少する 林地残材が減少する
地球温暖化 二酸化炭素を排出する(掘削時、輸送時、廃棄時) カーボンニュートラル影響しない カーボンニュートラル影響しない
暖房として 速く温まる ゆっくり温まり冷えにくい輻射熱の場合体感温度が高い 速く温まる
使い勝手 使いやすい 着火に多少時間がかかる薪をくべる必要がある 着火に少々コツがいる燃料は自動で供給
導入の簡単さ 簡単 煙突工事が必要都市部での設置が難しい場合がある エアコン的な工事が必要
初期コスト 安い 1万円程度~ おおよそ数万円~100万円以上のコストがかかる(本体+設置工事) 約50万円(本体+設置工事)ほどのコストがかかる
燃料の入手 ガソリンスタンドが多く手に入りやすい 通販が主体 (送料が高くなりがち。共同購入等の工夫が助かる)薪の乾燥が大事 通販が主体 (送料が多少かかる。共同購入等の工夫が助かる)
その他 風情・情緒がある年に一度は煙突掃除が必要薪の置き場をある程度必要とする(目安:一か月で1m3前後使用)水気に弱い 電源が必要貯蔵スペースがある程度必要(灯油の3倍程度)水気に弱い

・薪ストーブ入門 はこちら

 [薪]についてはこちら(リンク:九州薪・木質ペレット活用協議会)
  薪の種類
  良質な薪の条件
  ワンシーズンで使う薪の量
  [コラム]薪の燃焼する仕組み

・ペレットストーブ入門 はこちら

 [ペレット]についてはこちら(リンク:九州薪・木質ペレット活用協議会)
  木質ペレットとは
  メリットとデメリット


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商品情報



(クリックすると「チラシ兼注文票FAX」が開きます(約2.4Mbyte)こちらからネット注文もできますのでご利用ください。)


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薪ができるまで

(図:九州薪・木質ペレット活用協議会  冊子「森を活かす火のある暮らし」より引用)


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★カロリー単価計算の詳細

● 灯油

灯油の発熱量は 36.70 MJ/L となっている。(※1)

1カロリー = 4.184 J(計量法)
であるから

灯油の発熱量(カロリー)は 36.7÷4.184 = 8.77151 Mcal/L

灯油の価格:石油情報センター 2014年1月の 熊本価格 103.75円/L。
なので

103.75円 で 8.77151 Mcal つまり 8,771.51Kcal の熱量を作れることになる。

よって、1,000キロカロリー(1Mカロリー)あたりのコストは 103.75÷8.77151=11.83 円

 
● LPガス
LPガス(プロパン)の発熱量は 99MJ/m3 (LPガス安全委員会、経産省)

1カロリー = 4.184 J(計量法)
であるから

LPガスの発熱量(カロリー)は 99÷4.184 = 23.66157 Mcal/m3

LPガスの価格:石油情報センター 2013年12月の 熊本価格 514.68円/m3。
なので

514.68円で 23.66157 Mcal の熱量を作れることになる

よって、1,000キロカロリー(1Mカロリー)あたりのコストは 514.68÷23.66157=21.75 円

 
● 薪(針葉樹)

薪(針葉樹)の発熱量は 3,310 kcal/kg  (※2 低位発熱 含水率wet25%で参照)

薪(針葉樹)の価格:九州バイオマスフォーラム 2013年12月の価格 8,000円/310 kg。
なので

8,000÷310 = 25.8065 円で 3.31 Mcal の熱量を作れることになる

よって、1,000キロカロリー(1Mカロリー)あたりのコストは 25.8÷3.31=7.80 円

 
● 薪(広葉樹)
薪(広葉樹)の発熱量は 3,130 kcal/kg  (※2 低位発熱 含水率wet25%で参照)

薪(広葉樹)の価格:九州バイオマスフォーラム 2013年12月の価格 16,000円/340kg。
なので
16,000÷340 =47.0588 円で 3.13Mcal の熱量を作れることになる

よって、1,000キロカロリー(1Mカロリー)あたりのコストは 47.0588÷3.13=15.03 円

 
● 木質ペレット

木質ペレットの発熱量は 4,302 kcal/kg  (※3 低位発熱)

木質ペレットの価格:九州バイオマスフォーラム 2013年12月の価格 850円/20kg。
なので

850/20 = 42.5 円で 3.82 Mcal の熱量を作れることになる

よって、1,000キロカロリー(1Mカロリー)あたりのコストは 42.5÷3.82=11.13 円

★ なお、燃焼効率は機器によって異なります。

※1
環境省 地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく 地方公共団体の事務及び事業に係る 実行計画策定マニュアル 及び 温室効果ガス総排出量算定方法ガイドライン(P68)
https://www.env.go.jp/policy/local_keikaku/jimu/data/manual.pdf
省エネチューニングガイドブック 付表-1 エネルギー単位熱量
https://www.eccj.or.jp/b_tuning/gdbook/

※2 :株式会社 森のエネルギー研究所 木質バイオマスボイラー導入指針
http://www.mori-energy.jp/pdf/lca_boilershishin.pdf

※3: 九州杉バイオ事業協同組合提供(2012年2月)

 





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